© Reuters.ファイル写真。ロイターのインタビューに応じる韓国の尹淑烈大統領(2022年11月28日、韓国・ソウル)。REUTERS/Daewoung Kim
ソウル(ロイター) – 韓国の尹淑烈(ユン・スギョル)大統領は28日の演説で、輸出はこれまでも、そして今も韓国経済と雇用の基盤であると述べ、すべての政府資源を輸出の拡大に注力するとの公約を新たに掲げた。
政府は2026年までに、日本を昨年の6位から世界第5位の輸出国にするために、できることは何でもすると述べた。
政府は「企業が輸出を行い、契約を獲得する際の困難を迅速に解決できるよう支援する」と述べ、さらに輸出企業に対する財政的・行政的支援を大幅に拡大すると付け加えた。
韓国は世界第10位の経済大国であり、コンピューターメモリチップや船舶から自動車や産業機械に至るまで、さまざまな製品を供給するグローバルなサプライヤーの本拠地となっている。
政府はまた、自由貿易協定のネットワークを中東、中南米、アフリカに拡大することを目指すと、Yoon氏は韓国の年次貿易デーの式典でのスピーチで述べた。
今年の輸出は、昨年の6444億ドルに対して、6800億ドルを超える記録に達するだろう、と彼は付け加えた。
ユン氏は就任以来、政府は輸出を増やすことで経済成長の鈍化を克服しようと繰り返し述べてきた。