世界第2位の経済大国である中国がコビド再開から回復の兆しを見せる中、中国の中央銀行は月曜日、基準貸出金利を据え置いたと発表しました。
中国人民銀行は、1年物ローンプライムレートは3.65%と変わらず、5年物LPRは4.3%と安定していると発表した。
今月初め、PBOCが主要政策金利(LPRの価格決定に用いられる中期貸出金利)を据え置いたことから、LPRの据え置きは市場の大方の予想通りでした。
また、中国経済がCovidの再開から回復の兆しを見せ、旅行、ケータリングなどのサービス部門の支出がこの数週間で力強く回復したことを受けて、このような動きとなりました。
それでも、多くのエコノミストは、中国首脳が今年の優先課題として掲げている内需を促進するため、PBOCが今年中に貸出基準を引き下げると予想しています。
シンガポール編集部宛 singaporeeditors@dowjones.com
訂正・追記
2023年2月20日、原文では1年ローンプライムレートが3.65%で据え置かれたとの誤記があったため、訂正しました。1年ローンプライムレートとなります。