中央銀行が先週、減速する経済への支援を強化するために主要政策金利を引き下げた後、中国の基準貸出金利は月曜日、予想より小さな幅で引き下げられた。
中国人民銀行の発表によると、1年物ローンプライムレートは10ベーシスポイント引き下げられ3.45％となり、5年物LPRは4.2％に据え置かれた。
中国人民銀行は先週、1年物中期貸出金利を15ベーシスポイント引き下げ、2.5％とした。中国では、MLF金利はベンチマークであるLPRの価格決定に使用されるため、10ベーシスポイント以上の引き下げが予想されている。
LPRの引き下げ幅が小さいのは、中国の金融機関が利ざやの縮小に直面しているため、貸出金利の引き下げに消極的であることを反映している可能性がある。基準金利は、PBOCのMLF金利に基づいて顧客へのプライムローンの価格を設定する中国の金融機関のグループからの見積りを使用して設定された。
金利引き下げは、7月の中国経済が軒並み減速した後に行われた。
シンガポール編集部宛 singaporeeditors@dowjones.com
