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2024年 12月 23日 月曜日

ロシア・ルーブル、対ドルで1年半以上ぶりの安値に急落

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ビジネス情報 ロシア・ルーブル、対ドルで1年半以上ぶりの安値に急落© Reuters.ファイル写真:スクリーンの前に置かれたロシアの1ルーブル硬貨(2023年8月22日撮影)。REUTERS/Maxim Shemetov/イラスト/ファイル・フォト

アレクサンダー・マロー 記

(ロイター] – ルーブルは月曜日、対ドルで102ドル台後半と1年半以上ぶりの安値に低迷した。

イスラエル軍は月曜日、ハマスの武装集団がガザからフェンスを越えて侵入し大暴れしてから2日以上たった今も、武装集団を排除するために戦っている。

1125GMTまでに、ルーブルは対ドルで1.8%安の102.18となり、2022年3月23日以来の安値となった。ロシア通貨は、モスクワによる2022年2月のウクライナ侵攻後の数週間で、過去最低の121.5275まで急落した。

ルーブルは対ユーロで107.76と1.9%下落し、対元では14.01と2.1%下落した。

前回8月にルーブルが3ケタ台まで暴落したことで、ロシア中銀は350ベーシスポイントの12%への緊急利上げを実施し、当局は通貨を下支えするための規制の再導入を検討したが、口先であれ何であれ、今回の介入はより限定的なものとなった。

金利は9月に13%まで引き上げられ、ロイターが世論調査を行ったアナリストは、ロシアの長期的な成長見通しを制限する要因のひとつにルーブル安の持続があるとして、中央銀行が10月27日に再び利上げを実施すると予想している。

ロシアの主要輸出品である石油は、中東での軍事衝突の影響を受け、3.4%高の1バレル87.46ドルとなった。

ロシア財務省は、10月にエネルギー企業からの税収が増加すると予想している。

「これらの予想が的中すれば、石油会社は予算決済のためにFX収入の売却量を大幅に増やさなければならなくなる」とアロー・ブローカーのアレクセイ・アントノフ氏は語った。

同氏は、輸出企業が税金の納付期限である月末までFX売却を制限する可能性は低い、つまりルーブルは今週中に回復し始める可能性があると述べた。

ロシアの株価指数はまちまち。

ドル建てRTS指数は0.5%安の981.9ポイント。ルーブルベースのMOEXロシア指数は1.3%高の3,184.6ポイントと、ほぼ1カ月ぶりの高値となった。

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