- 米国株、リスク回避の動きで全面安。
- 消費者心理の悪化と新築住宅販売件数の減少が、米国経済の健全性に対する懸念を再燃させている。
- 米国株指数は火曜日、1ポイント以上下落した。
スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)500種株価指数は、火曜日のマーケット・セッションで下落し、64ポイント安の4,273.53ドルで取引を終えた。ダウ工業株30種平均(DJIA)は388ポイント下落し、1.14%安の33,618.88ドルで取引を終えた。ナスダック総合指数も208ポイント近く下落し、-1.57%の13,063.61ドルで取引を終えた。
DJIAは3月以来最悪の下げ幅を記録し、S&Pは6月初旬以来の安値となった。
米新築住宅販売件数は予想を大きく外れ、7月比8.7%減。
9月のコンファレンス・ボード消費者信頼感指数は103となり、8月の108.7から6ポイント近く低下した。
後退する経済の健全性 指標 米国経済の指標 により、S&P500種構成銘柄の全11セクターが赤字で引けた。
S&Pは月間で7%近く下落し、DJIAは5%、ナスダックは3%それぞれ月初値から下落している。
米連邦準備制度理事会(FRB)の来年の利下げ幅は、市場が当初期待していたよりも縮小される見通しで、FRB幹部はタカ派的なコメントで投資家を悩ませている。 FRB市場予想以上の利上げ 予想 , 株式は9月の終わりに向けて急落している。
ショートサイドの火に油を注いでいるのは、米国政府が政府閉鎖の可能性に向けて動き出す中、米国は依然として投資家の動揺に直面していることだ。
S&P 500のテクニカル見通し
S&P500種株価指数は、火曜日に4,272.00ドルまで下落し、先週末の高値4,460.00ドルを大きく割り込んだ。
日足ローソク足では、S&P500は4,200ドル台の200日単純移動平均(SMA)に向かって滑っており、株式が売られ続ける場合、長期的なテクニカルサポートはほとんどない。
S&P500の最後の底値は、3月につけた3,800.00ドル近辺の現在の値動きよりはるかに下にある。
S&P 500 日足チャート
S&P 500テクニカルレベル
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