ビジネス情報
イラスト:アニエス・ジョナス
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プライベート・エクイティやベンチャー・キャピタルでは、しばしば「オルタナティブ・データ」と呼ばれる外部データ・ソースの活用に投資している。この用語は、ソーシャルメディア上の雑談、ニュースフィード、政府報告書、業界データベース、匿名化されたクレジットカード取引、衛星画像など、企業の内部システム以外から入手した情報を指す広い意味で使われている。最先端を行くことを熱望する個人投資家にとって、潜在的な投資機会の特定からデューデリジェンスの実施、投資後の付加価値向上まで、大きなチャンスがある。これらのアプローチは投資家によって磨かれたものであるが、業界を問わず企業が代替データをどのように利用できるかのモデルも提供している。
過去1年ほどの間に、AIが大規模な破壊的勢力になりつつあるという印象から逃れることは難しい。もちろん、AIはそのデータがあってこそのものであり、これまでのところ、AI革命を支えるデータソースはその可能性を十分に活用されていない。AIや機械学習ツールをうまく活用するには、それをサポートする適切なデータ戦略が必要になることが多い。