26 C
Tokyo
2024年 9月 20日 金曜日

納品量の減少が素材価格低迷を和らげる

Must read

アメリカ

アメリカ レンガ_shutterstock.jpg

6月の資材価格インフレは引き続き低下しているが、レンガとブロックの納入量が急減していることから、業界は「危機を脱していない」ことがうかがえる。

政府の分析によると、2024年6月のレンガとブロックの出荷量は、前月比でわずかに増加したものの、2023年6月と比較してそれぞれ12.9%と9.8%減少した。ブロックの出荷量は5月から6月にかけて1.6%増加し、レンガの出荷量は0.8%増加した。

2024年6月までの1年間で、資材価格のインフレ率は0.9%減少した。しかし、この1年間で、新築住宅と補修・メンテナンス工事のコストは0.7%上昇した。

フレキシブルパイプと継手の価格は17.4%上昇し、6月までの1年間で最も上昇した。

オルダモア銀行の専門設備部門責任者であるクリス・スミス氏は、レンガやブロックの不足がこのセクターが「危機を脱したわけではない」ことを示唆しているとしながらも、資材価格のインフレが全体的に低下したことを歓迎している。

彼は言う:”より好ましい経済状況は、デベロッパーや請負業者がこれを経済的安定の改善の兆しと受け止めることを可能にし、新しいプロジェクトを開始し、コミットする自信を後押しするだろう”

レンガメーカーのイブストック社は、昨年と比較して20%減収となったと報告した。2024年6月30日までの6ヵ月間の売上高は、2023年上半期と比較して4500万ポンド減少し、同期間の税引前利益は60%減少した。

同社は過去1年間、売上高の減少に苦しんでおり、次のような選択をした。 工場閉鎖 への投資は続けているものの、ランカシャー州の工場を閉鎖した。 への投資は続けている、 同社は、英国初のカーボンニュートラル認定レンガを生産すると発表した。

同社はまた、ウェスト・ヨークシャーのノステルにある英国初の完全自動化レンガスリップ製造センターに5,000万ポンドを投資し、モジュール生産能力を増強している。

ジョー・ハドソン最高経営責任者(CEO)は、今年上半期の市場環境は「厳しい」状況が続いたが、今後数ヶ月で需要が回復すると予想していると述べた。

また、”新政権による新築住宅の供給増加へのコミットメントは、中期的な需要に対してよりポジティブな背景を作り出し、当グループは市場回復に向けて良好なポジションを維持している “と付け加えた。

引用元へ

- Advertisement -spot_img

More articles

- Advertisement -spot_img

Latest article