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中国の検索エンジン大手バイドゥの6月期決算は、前年同期比微減の339億人民元(約46億7000万ドル)となった。広告収入は2%減の192億人民元で、2023年第1四半期に事業が回復して以来、初の落ち込みとなった。「当社の広告事業は現在、外的要因と、AIによる検索の刷新を加速させるための積極的な取り組みが重なったことによる圧力に直面している」と、ロビン・リーは同社の決算説明会で投資家たちに語った。バイドゥの幹部は5月、同社の広告収入が今後数四半期は低調に推移する可能性があると警告した。6月までの3ヶ月間、バイドゥのクラウド収入は前年同期比14%増の51億人民元で、ジェネレーティブAIが貢献した割合は9%と、第1四半期の6.9%から上昇した。李氏は、ジェネレーティブAI関連のクラウド事業は、従来の事業よりも「標準化されたマージンが高くなるはずだ」と指摘した。同社の当期純利益は5.3%増の54億9000万人民元だった。[[百度]