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アフリカのクロスボーダー決済会社World RemitとSendwaveの親会社であるZepzは、2億6700万ドルを調達した。これは、フィンテックが初めて黒字化を報告してから2年後のことである。
同社は今回のラウンドでの評価額を公表していないが、以前2021年に2億3200万ドルを調達した際には50億ドルと評価されていた。
ベンチャーキャピタルのアクセルが率いるこのラウンドには、新規および既存の投資家が投資した。 リープフロッグやTCV、コラーキャピタルも参加した。世界銀行グループの一員である国際金融公社も最大2000万ドルの投資を約束した。
フィンテックは今回の資金調達により、アフリカでの事業拡大を目指す。同社は現在、南アフリカ、ウガンダ、ケニア、ルワンダ、タンザニア、南アフリカを含む150カ国以上で事業を展開している。
この新たな資金調達は、ZepzのIPO計画の長い休止を告げるものである。ロンドンを拠点とする同社は2022年、会計上の問題から株式公開計画を一時中断していた。このユニコーンの投資家たちは上場を「急いではいない」と、今回の新たなラウンドのリード投資家の一人であるアクセルのパートナー、ハリー・ネリス氏はブルームバーグに語った。
また、余剰人員と役割の重複を理由に、2023年5月に従業員の26%、11月に30人がレイオフされた。
2010年にIsmail Ahmed氏によって設立されたWorldRemitは、銀行預金、モバイルマネー、現金受け取りなどのオプションを利用して、様々な国から世界中の様々な目的地への送金を可能にしている。
WorldRemitは、英国初の黒人創業のフィンテック企業となった。 ユニコーンの地位を獲得 評価額10億ドル。それは センドウェーブを買収 2021年2月 現在、両社はゼップグループの決済ブランドとして事業を展開している。
ZepzのCEOであるMark Lenhard氏は、特に世界的に不穏な状況が続いていることから、同社にはさらなる成長が期待できると考えている。「Covidの時もそうでした。地震が起きればわかる。その国で地政学的な不安が起これば、そうなるでしょう。「人々が家族や地域社会のことを心配し、必要な時に必要な資金が集まるからだ。