テクノロジー

中国のAIスタートアップZhipuは、7月2日のエコシステム・カンファレンスで、上海の浦東VCと張江集団から10億人民元(1億4000万ドル)の戦略的投資を受け、IPO計画を前進させると発表した。清華大学が支援し、中国有数のAI企業であるZhipuは、4月にIPOカウンセリングを開始し、すでに100億人民元(14億ドル)以上を調達し、評価額は200億人民元(27億9000万ドル)以上に達している。2019年に設立されたZhipuは、独自の大規模言語モデルをリリースした中国初のスタートアップだ。同社のアプリは現在、2500万人のユーザーを抱えている。Deloitte、自動車グループのSAIC、牛乳大手のMengniuなどのクライアントにサービスを提供する企業向けサービスだけでなく、Zhipuはシャオミ、Honor、サムスンなどのパートナーとデバイスにAIを組み込んでいる。Zhipuはこのイベントで、より強力な推論を特徴とする新しいマルチモーダルモデル「GLM-4.1V-Thinking」を発表し、業界全体へのAI導入を加速させることを目的としたエージェント集約プラットフォームを発表した。[[カイシン中国語]