建築資材のサプライヤーであるマーシャルズは、建設プロジェクトにおけるバリュー・エンジニアリングの増加により、同社の利益が打撃を受けていると警告した。
上場企業は本日(金曜日)、株式市場に対して6ヶ月間の取引更新を発表し、12月31日までの1年間の調整後の税引き前利益予想を4200万ポンドから4600万ポンドに引き下げたことを明らかにした(2025年の利益予想については述べていない)。
2025年6月30日までの6ヵ月間の売上高は3億1900万ポンドに達し、2024年の同期間の3億700万ポンドから増加したにもかかわらず、である。
2024年の調整後税引き前利益は5,220万ポンドで、2023年は5,330万ポンドだった。
マーシャルズ 英国のサプライチェーンにおける構造的な過剰生産能力により、価格下落圧力が続いている」。
同社はまた、「建築資材の累積的なインフレが、建設プロジェクトにおけるバリュー・エンジニアリングの増加を促し、より利益率の高い付加価値ソリューションよりもコモディティ製品へと需要をシフトさせている」と付け加えた。
同社は、年間を通じて約300万ポンドを節約するため、景観製品製造施設を部分的に閉鎖した。この更新では、不特定の他の対策により、合計900万ポンドの節約につながると述べている。
ウェスト・ヨークシャーに本社を置く同社は、量を追うよりも利幅を守るために価格を維持することを選択したと述べたため、レンガ販売収入も減少した。
しかし、建築製品部門全体と屋根製品部門は増収となり、後者は主に太陽光発電パネル事業のViridian Solarによるものである。
マーシャルズのマット・プレン最高経営責任者(CEO)は次のように述べた:「我々は、上半期にコスト削減と国内製造ネットワークの最適化に取り組み、下半期には更なる対策を急ピッチで進めている。
また、同社は「主要な最終市場が回復すれば、活動レベルの改善に迅速に対応できるような体制を整えている」と述べた。
ビジネス貿易省のデータ、 今月初旬発表それによると、イギリス全土における5月のレンガ出荷量は、12ヶ月前と比較して4分の1近く増加したが、2023年以前の数年間をはるかに下回る水準にとどまっている。
2024年5月の1億2,000万個に対し、同月は1億3,800万個のレンガが配達された。
5月のコンクリート・ブロックの出荷量は前年同月比で0.3%減少した。
一方、建築コスト情報サービス 予測 2030年までに入札コストは約15%、建築コストは14%、資材コストは13%上昇する。