日経平均
江口英佑
日経平均株価が史上初の4万9000円台まで一気に値を上げた。国内政治の不透明感が薄れ、米国経済への警戒も和らいだことが大きい。高市早苗自民党総裁への期待を映した「高市トレード」が再加速し、5万円台も視野に入るとの見方がある一方、上昇ペースの速さを懸念する声もある。
週明け20日の日経平均は前週末より750円高で取引が始まり、午後に入ると、みるみる勢いを増した。取引終了直前にはこの日最大の1603円高をつけ、4万9185円で終えた。
今年4位、歴代でも7位に入る急上昇だ。構成銘柄の96%が上昇し、特にAI(人工知能)や半導体関連が全体を引っ張った。
日経平均 新政権への期待と米国株高が後押し
ソフトバンクグループ、半導…
この記事は有料記事です。残り925文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
【30周年キャンペーン】今なら2カ月間無料で有料記事が読み放題!詳しくはこちら
この記事を書いた人
- 江口英佑
- 経済部|金融担当
- 専門・関心分野
- 金融、自動車、鉄鋼、製薬