東京 – 日本銀行の上田一夫総裁は、新総裁としての最初の政策決定会合を数日後に控えた火曜日、日本銀行の緩和的な政策スタンスを再確認した。
「現在の経済、物価、金融情勢を考慮すると、現在のイールドカーブ・コントロールで金融緩和を継続することが適切だ」と、上田氏は議会の委員会で語った。
彼は、世界の債券利回りが低下し、日本銀行が12月に10年物日本国債利回りの上限を引き上げることを決定したため、日本におけるイールドカーブの形が滑らかに見えると述べた。
賃金や物価が日本銀行の予測を上回るペースで成長する場合、日本銀行は金利引き上げなど金融引き締めを検討することになると、同氏は付け加えた。
同銀行の政策委員会は木曜日と金曜日に開催される予定である。