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© Reuters.中国・北京の中心ビジネスエリアの全景(2018年11月21日)。REUTERS/Jason Lee/ファイル写真
北京(ロイター) – 中国は今年、5%をやや上回る経済成長を達成する見通しだと、中央銀行顧問が21日明らかにした。
中国人民銀行(中央銀行)の金融政策委員会のメンバーである王毅明氏は、経済フォーラムで、中国の経済状況は1990年代の日本とは大きく異なっており、恐れられている「日本化」の根拠はないと語った。
一部のアナリストは、不動産不況、高債務、高齢化によって重荷を背負わされた中国経済が「日本化」に向かっていると考えており、これは1990年代以降の東京の「失われた数十年」の経済停滞を指している。
「中国には日本化はなく、まだ中成長から高成長の段階にある。
政府は2023年の成長目標を5%程度に設定している。