テクノロジー
中国の大手パネルメーカー4社(BOE、TCL CSOT、Huike Electronics、Xianyang Rainbow Electronic Accessories)はこのほど、テレビ用パネルの価格下落を安定させるため、さらに20%の減産を行う計画をサプライヤーに通知した。台湾メディアの経済日報が報じたところによると、メーカー各社は、供給を大幅に減らすことで、価格を採算水準以上に維持できることを期待している。Icsmartが引用した業界分析によると、中国はTFT-LCD(薄膜トランジスタ液晶ディスプレイ)パネルの世界最大の生産国で、世界市場シェアは70%を超えている。メモリーチップ市場では最近、サムスン、SKハイニックス、マイクロンなどの大手企業が大幅な減産に踏み切ったことで、チップ価格が上昇し、業界を好循環に導いている。中国の大手パネルメーカー4社は、減産によってチップ業界の回復をパネル分野でも再現できることを期待している。[[Icsmart、中国語]