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2024年 10月 6日 日曜日

ECBのAIモデルが示すインフレ率の予想以上の低下

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アメリカ ECBのAIモデルが示すインフレ率の予想以上の低下© Reuters.ファイル写真:2023年3月16日、ドイツ・フランクフルトの欧州中央銀行本部の様子。REUTERS/Heiko Becker/File Photo

フランクフルト(ロイター) – 欧州中央銀行(ECB)の人工知能モデルによると、ユーロ圏のインフレ率はECB自身が予想するよりも早く低下する可能性があるが、大きな不確実性を伴うと、同行のフィリップ・レイン・チーフ・エコノミストは16日述べた。

ECBが新たに作成した機械学習モデルによる予測についてコメントしたのはこれが初めてで、このモデルは従来のアルゴリズムでは発見できなかった変化を捉えるために約60の変数を使用している。

レーン氏の講演に添付されたスライドによると、ECBのAI予測によると、6月までのインフレ率はECBの公式マクロ経済予測よりもはるかに低く、2%目標に近いという。

「分布の中心は12月の予測を下回っている」とレーン氏はローマのイベントでスライドを示しながら語った。

ECBは、今年第2四半期のインフレ率を2.7%と見ており、ロイターが世論調査したエコノミストの予想2.3%や、ECBのAIが作成したそのすぐ下の予想よりも高い。

インフレ率の低下により、ECBは早ければ4月にも利下げに踏み切らざるを得なくなるだろうと予想している投資家は、中央銀行自身がコンピューターで作成したこの新しい予測に勇気づけられるかもしれない。

しかしレーン氏は、AIモデルが示唆する可能性のある結果の「幅広い分布」には注意が必要だと主張した。

「モデルはこう言っている:”ここには多くの可能性がある、(データが)教えてくれるのを待ちなさい。

レーンが言及しているモデルは、ECBのエコノミストであるミケーレ・レンツァ、イネス・ムタチャカー、ジョーン・パレデスによって開発されたもので、昨年ワーキングペーパーで発表された。

その中で彼らは、このモデルの予測はECBの公式予測に忠実であり、スタッフの専門的な判断により、機械が捉えたのと同じ予期せぬ変化(学問的には「非線形性」として知られている)を見つけることができたと述べている。

講演の中でレーン氏はまた、紅海における海運の混乱は、全体的な物価指数における海運コストの比重が限定的であることから、これまでのところ欧州のインフレ見通しに重大な影響を及ぼしていないと述べた。

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